YASUROさんの日記。

日々の存在を残すため、記録に残す。いや、うん、ゲームとか色々書くよ。https://twitter.com/yasuro_

幸福に生きた,いや,幸福を分け与え続けたその先は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんお久しぶりです。

何だかんだ2週間経ったんじゃないでしょうか。

あれこれありながらも生きてます。

 

最近は,友人と飲み会をして楽しい毎日を過ごしていました。

お財布はピンチだけどネ!!!

 

 

 

 

 

今回も長く書きそうなので,雑なOPはこの辺で。

 

今日は,このゲーム

 

 

 

サクラノ詩

 

f:id:yark8360:20181218220541j:plain

これがパケ絵

 

 

 

について考察をしていきたいと思います。

感想じゃないです。考察です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ考察なのか。

このゲームのストーリー性があまりにも深いからですね。

やり終えたあと放心したもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10何年も延期してようやく発売された今作は萌えゲーアワード金賞をもとっています。

ライターてか企画がすかぢ氏ということで,よくよくケロQの「素晴らしき日々」と比較されるんですが。。。。。。

 

いや,これ比較するもんじゃないでしょ

 

ってのが感想ですね。(この話題だすこと自体NGやな)

 

 

 

 

 

 

 

 

似たようなものとしてはあかべぇの車輪とG線比べるみたいなもんよ。

これについてはおいおい話します。

 

 

 

 

 

 

前振りはこの辺で考察していきますかぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下ネタバレ

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずおさらいから。

 

 

 

 

 

すかぢ氏の作品の前提として,伏線が多くて先の見えないのが特徴です。

今作はある程度プレイヤー側も予測出来る展開にはなっていました。

Ⅳ章以降は完全な一本道であり,特に圭が亡くなる所はフラグビンビンでしたね。

でもⅥ章みたいなことは予想してなかったなぁ。時間が飛ぶなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじみたいなのはwikiでも読んでくれやぁ(投

 

サクラノ詩 - Wikipedia

 

 

 

 

でもある程度雑感は置いてくね。

 

 

 

 

 

 

序章 O wende, wende Deinen Lauf Im Tale Blüht der Frühling auf!

 

 

 

 

この時点ですんごい伏線が張り巡らされてましたね。

フリッドマンとかあんなに関わってくるとは思わないもの。

最初の横顔カットだけじゃモブかぁ,って感じだもの。

 

 

 

稟ちゃんは最初から可愛かったなぁ。この子が一番好きだ,とこの時は思ってました

真琴は,最初のキマイラメイド姿が可愛かった。後ろにお団子二つが見えなかったからね。お団子は違和感よ。

 

 

 

 

 

 

 

で,OPの「櫻ノ詩」

 

www.youtube.com公式サイトから

 

 

 

 

これはねぇ。。。

すごい神曲だなぁ,と(語彙力皆無

何回聴いたか分からんぞ。

歌詞も全て終わった後に考えると深すぎる。是非FULLで聴いてみて欲しい。

ムービーも力入ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I章 Frühlingsbeginn

 

 

 

 

 

 

美術部部員がどんどん揃って,草薙ハーレムが築かれていく話。

優実以外は皆直哉のこと好きだからね。

幼馴染に「なおくん」って呼ばれてるんだよ。うらやまけしからん。

でもこれが憎いとは思えんのだよ。最後までやるとさ。うん。

 

 

 

 

この章も伏線だらけです。

また,Ⅲ章分岐のための選択肢追加もあるので,どんどんストーリーが足されてって明らかになっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

II章 Abend

 

 

 

 

亘のことはただただサイコパス野郎だと思ってたけど,かっこいいんだわな,これが。

小牧と小沙智のその後の話も作って欲しいなぁ,と。

変態で,卒業後はAVの監督やらやってる野郎だけど,こいつはこいつで一種の天才なのかもしれないなぁ,と通して思いました。

直也の2年冬の絡みも個人的に好きだし。

 

 

 

 

 

皆で「櫻達の足跡」を作成し終えたここが,一番安心して読める山場であっただろう。

 

 

 

 

 

III章

 

 

Olympia

PicaPica

私は最初は真琴√のPicaPicaからしました。

どちらも大して面白くはないです。正直に言うとね。

いや,多分普通のゲームからしたら面白いんだよ。でも如何せんフラグのわりにハードルが高かった。

稟ちゃんはただただ淫乱の現実逃避の痛い女の子だし。

真琴は隠し持ってた才能すげー,ってなるけどそれだけだし。(なお,他の√では何事もない)

 

 

 

真琴√だけライターさん違うけどなんとかしてくれやぁ。。。。

 

 

 

 

大事なとこは空白にしていたと思います。吹ちゃん関係はびっくりしたけど。

 

千年桜の奇蹟っていうワードはこの時点では出てきません。

 

 

 

「もし仮に目覚めない夢があったとしたらそれは何でしょうか」

「目覚めない夢。それは現実と変わらないだろう。むしろ目覚めないのならば現実と言っても良いのかもしれない」

「目覚めるからこそ夢は夢であることが出来る」

「だから,あの日,桜が咲いた日から続いている現実は,もしかしたら目覚めによって夢に変わってしまうかもしれません」

「もしかしたら現実とは夢の続きかもしれません」

 

 

 

まぁこの世界自体が夢の話,リトバスみたいな感じかなぁ,と思ったけどミスリードでしたね。これは一つの現実でした。

胡蝶の夢,目覚めればそれは現実,目覚めなければそれは夢。

稟の状態のことを指していたようです。

 

f:id:yark8360:20181218223727p:plain

夢から覚める

 

とまぁ,考察をしながらここら辺は読んでました。

 

 

 

 

 

 

ZYPRESSEN

Marchen

 

 

 

里奈√と優実√

 

里奈と優実の過去の話,それに含まれる直哉の話は大事ですが,割愛。

 

問題は初めて出てきた千年桜の伝説と奇蹟について。

度々出てきた奇蹟というワード。

稟に奇蹟に奇蹟を上書きした,という意味が少し明かされます。

 

何故里奈と優実が伯奇伝説の夢を見たのか。伯奇は別にいるんですから。

それは優実が同性愛者であるがゆえに奇蹟を願っていたからでしょう。

絶対に叶わない恋。それを奇蹟によって叶える。

叶えたのがMarchen√

2人は,まぁ奇蹟に頼らず結ばれるわけですが。

結局,里奈は白い毒キノコと例えられているように持病持ちなんです。

ラストの終わり方からして,再発したんじゃないかなぁと匂わせるエンドですね。

 

ZYPRESSENでは奇蹟に頼るのをやめます。

里奈と直也は2人でめでたしめでたしなわけです。

大事なのは千年桜が想いによって開花すること。直哉は6年前に一回咲かせて(咲かした)いること。まぁ,伏線がまたいっぱいあるのです。

 

ZYPRESSENでは唯一直哉が芸術家として,里奈と二人で絵を描く未来が示されます。

あっていい,こんな未来。

f:id:yark8360:20181218223016p:plain

千年桜の奇蹟

 

 

 

 

 

 

 

 

A Nice Derangement of Epitaphs

 

 

ここで,夏目とは,草薙とは,中村とは,が明かされる。

また,雫の過去,健一郎が生きていた頃の出来事が全て明らかになる。

直哉が健一郎の遺産を放棄した理由,稟の能力の正体,櫻七相図に関してもこの章で明らかに。

 

f:id:yark8360:20181218223208j:plain

千年桜の奇蹟の上書き

 

 

 

 

この章から格段に面白くなるし,涙腺があかんことになります。

 

墓碑銘を刻んだ健一郎は何を思ったか。

6年間描かなかった(ちょっと違うけど)直哉はどんな気持ちで七相図を描いたか。

 

雫云々より,こっちの方が気になるし泣ける。

始めて健一郎のビジュアルが出たのもこの時だし,凄いいい男で目から塩水でたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IV章 What is mind? No matter. What is matter? Never mind.

 

 

 

 

 

健一郎と水菜の過去の話。

中村水菜の正体と健一郎が駆け落ちするまで。

オランピアのモデルは水菜だった,って話。

 

まぁ,ここからは考察で。

 

 

 

 

 

 

 

V章 The Happy Prince and Other Tales

 

 

 

 

 

各ヒロイン√に向かわなかった直哉が歩んだ道が描かれた物語。

 

幸福の王子とは直也のことを指している。

序章で稟は直也のことを幸福の王子みたいといった。

直哉は違う,と言ったし,全然直哉身まで知らなかった自分もそうだとは思わなかった。

 

 

 

けど,ストーリーを読んでくと

稟のために,真琴のために,里奈のために,雫のために,その他の人々のために何かを与えて自分を犠牲にしていく様は幸福の王子のようだった。

 

 

 

 

では,小鳥は誰なのか。一緒に共にするのは。

それが圭であるように感じてならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

VI章 「         」

 

 

 

櫻の森の下を歩む

 

 

 

まぁ,こっからが考察の本番なわけですよ。

つらつらと書いていきますよい。

 

 

 

 

 ・健一郎が言っていた健一郎と水菜の全てを話す人とは誰なのか

 

 

 Ⅳ章から。

 

 私はてっきり藍のことだと思ってました。

 しかし,直哉に話した描写が無く,全てを語ったのかどうかがさっぱり分からん。

 

 

 「直哉には,別の人間が話すさ。。。。」

 「あの娘が,俺と水菜の話を一番知っている。。。。

  いつの日か,あの娘が直哉には話す日が来るさ。。。。」

 

 あの日とはいつなのか。

 

 

 

 

・水菜の描写がもっと欲しい

 


 いらない人もいる?かもしれないが,何の病気でどのような最期だったか語られていない。元々病弱?だった設定等も私の記憶ではなかったので,そのあたりもおいおい藍が語ってくれるのでしょうか。


 また,健一郎の最初で最後の櫻「横たわる櫻」を描くに至った過程も是非とも描写して欲しい。軽くは触れているが,軽くで済ませられる話ではないと思うの。

 

 

 

 

 

・圭が事故にあった際の描写,その後の描写があまりにも少なすぎる。

 

 これはやった誰もが思ったことだろう。

 あえて語らない,描写していないような気がしてならない。

 直哉の時が経つほど何も考えていないことを表す描写なのか。


 雫の力が稟に戻った。圭がなくなったショックで放心状態になり,伯奇の力,奇蹟の力が弱まり手放した,とあった。
 それを事実だとする。
 しかし,手放した後稟は圭の死を悲しむ間もなく,すぐに絵を描き出して賞を取った。
 これには何かしらの意図しか感じられない。
 事故後,千年桜の奇跡により,圭と稟が邂逅
 圭と直哉の夢である「二人の天才が切磋琢磨し,美術界を牽引する」
 ことのために稟が一足先に向かって引っ張っているように考える。

 

 

 稟の中に圭はいるのか,それは時が経って,稟の傍に雫がいることも関係しているのか。全てが謎だが,全てが一つの答えへ繋がっているように思える。

 


 
 稟は一度母親が,何もかもが見えなくなっていたのを直哉と少し重ねているかもしれない。大事な人を失うこと。それを取り返すことを担っているのが稟なのかもしれない。稟は能力が返されると同時に記憶が戻っている。何があって,何を直哉が稟にしてきたか。圭の想いが稟に宿っているとしたら,直哉に何をして欲しいのか。
 

 

 

 5章の最後で稟と美と神様について問答するシーンがある。

 

 

 稟の神様は強い神様。直哉の神様は弱い神様。

 稟の神様は,自分の美が正しいと信じて,それが一番だと描く神様

 直哉の神様は人の評価によって,価値,強さが変わる周囲に合わせた神様

 

 稟の神様は絶対1だと1に最も近い神様

 直哉の神様は0にでも1にでもなりうる神様

 

 

 

 二つは比較されておりとても面白い。

 稟はこの才能を持っていた子どもの頃から,直哉には絵のことは教えないようにしていた。

 何故なら互いに違う神様を持っているが故に飲み込まれてしまうから。

 強い神様は自分が信じるがため,常に強い神様で居続けられる。

 他者の力が自分よりも強いと認めてしまった時,それは強い神様で居られなくなるから。

 「櫻の芸術家」はそんな魅力を持っていた。

 

 

 

 

 

 

・幸福を飲む

 

 

 

 Ⅳ章で健一郎は幸福を飲むための話として,健一郎と水菜の過去を語った。

 これは,直哉の絵に墓碑銘を刻んだあとのことである。

 

 

 

 この話は語った後に日本の裏で買ったという酒を空けて少し飲んだらしい。

 この酒は若田を通して,直哉に渡る。

 直哉はこの酒を圭の葬式の夜,狂ったように飲み干す。

 

 

 

 若田にはこの酒は幸福な日を見つけて飲むように言われていた。

 健一郎にとって,幸福な日とは,墓碑銘を刻んだ日。

 直哉が生まれた日でも,自分の誕生日でも,水菜との大切な日でもない。

 墓碑銘を刻んだ日こそが幸福な日だったのだ。

 

 

 

 狂ったように飲んだ酒瓶のなかにはまだ酒は残っている。

 直哉がそれを飲む日がくるのか。幸福な日とはいつになるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

・いつまでも待つ

 

 

 藍「描き上げるかもしれないけど,でも,あいつだったら待つと思うよ」

 直「待つ?誰を?」

 藍「お前が来るまでさ」

 直「俺が来るのを?」

 藍「なんとなくだが,そんな気がする。

   そういった意味では,お前はゆっくり考えていても大丈夫だよ。。。。」

  「あいつはいつまでもお前を待ってくれるだろうから。。。。」

 直「いつまでも待つ。。。。。」

  「まるで。。。。。。」

  「王子は小さなツバメに言いました。おまえはもう南に行かなければならない」

 

 藍「それでもツバメは言いました。わたしはいつまでもあなたのそばにいます」

 直「俺が王子だったら無理矢理でも南に行かせるよ」

  「翼があるツバメを,凍え死になどさせない。。。。。」

 藍「そうだろうな。でもそれと同じくらい頑固に,圭はその場にとどまるだろう。

   まるで幸福の王子のツバメの様にさ」

 

 

 

 

 前述で,幸福な王子は直哉,圭はツバメと言った。

 それがこの文章に如実に表れている。

 これが稟にも反映されているようにしか思えない。

 直哉はツバメを無理矢理にでも南に行かせるといっている。

 才能のあるものを南にいかせる。どこかで聞いたことはないか。

 そう,ポール・ゴーギャンの死の直前に似ている。

 無理やり南追い出すことは,ゴーギャンを重ねる。

 

 

 

 

 圭「そんな難しく考えないでくれよ。

   いや,これは俺が勝手に思ってることだし,内心,直哉に無理強いなんて出来ない事だって知っている」

  「それでもさ。俺はいつまでも待っているから。だから今じゃなくてもいい」

  「俺は直哉と絵を描きたい。それだけでいいんだ」

  「それがいつになったとしてもさ」

  

 圭「でもさー,俺達ってば天才だから,俺達が切磋琢磨したらさー,多分世界的な有名な芸術家になっちゃったりするんだよー。

   もうしょうがないよなぁ。あははははは。」

 直「そんな甘かねえよ」

 圭「そんな事ないって。俺と直哉なら出来るよ」

 直「俺は親父をずっと見て来た。親父だってずっと売れない芸術家だった。

   ヤツの才能は本物だった。それでも世の中は簡単に認めてなんかくれない」

  「草薙健一郎という作家は,自分が愛する妻の死という,最大の転機を迎え『横たわる櫻』を完成させた」

  「想像も出来ない絶望感が,やつに神がかった作品を生み出させた」

  「ヤツにとって,人生でもっとも大切なもの,絶対に守らなければならないものこそ草薙水菜だった。

   そのために草薙健一郎は芸術家になったにすぎない」

  「にも関わらず,皮肉にも,その目的だったものが失われ,手段にしか過ぎなかった芸術だけが残った時に,その時はじめてヤツは世界的な芸術家となった」

  「芸術は皮肉なものだよ」

  「夢は人を喰らい。喰らった夢は,芸術という実を熟す」

  「熟した果実は,地に落ちて,人々を潤す」

  「それがどの様な果実であるかなど,分かりもせずに人々はその甘さだけを褒め称える」

 

 

 これも誰のことを指しているのか,デジャブのように感じる。

 全てが直哉とそして圭と稟に繋がっているようにしか思えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・前に進む力

 自分が「描く」ことで,圭が画家として大きな成長の可能性があると考えて、直哉は再び筆を執った。

 直哉は6年間を経て前に進んだのだ。

 

 

 

 

 圭「迷走だって,前に進むための糧になる事だってあるんだよ」

  「いやさ,前に進む力が,大きく後退させる事だってあるって事だよ」

 

 

 

 

 これは直哉の6年間の空白,そして圭が亡くなってから今に至るまでのどちらにも含まれている気がする。

 6年間から再起させたのは圭。では,今度直哉を奮い立たせるのは?

 

 

 

 

 

 

・全速力で走らないと

 

 

 圭「俺はさ。お前がどれだけ天才なのか良く知ってる」

  「だからさ。。。。俺は全速力で走らないと追いつかないって話」

  「普通にしてたら,お前なんかに追いつけないよ。

   死ぬ気で走らないとお前の場所にはたどり付かない」

  「お前が走らなきゃいけなくなるような作品を,俺が作り出す番だ」

  「直哉がさ。前へ,前へ,走って,走って,走りまくりたくなる作品。

   そんな絵画を俺が作るんだよ」

  「お前は俺の遥か先を走っているよ。だってお前は天才だもの」

  「今,俺は命を削ってでも前に進まないと,お前と同じ場所には立てないよ」

  「過大評価?直哉は前にいるから,そんな風に思えるんだよ。

   俺の場所からしたら,お前はとてつもない存在だ」

  「だから,俺は力の限り,自分の限界以上の高みを目指す。。。。」

 

 

 

 

 直哉は全力で追いつかれる側になっていた。しかし,もう追いつこうとする人はいない。なぜなら,追い抜かれてしまったから。そして,直哉が追いかける番になったから。

 ここも直哉と稟と圭。3人を当てはめてみると繋がる気がする。

 稟は果たして,直哉が追いかけたくなるような作品を作っているのだろうか。

 直哉は命を削って,それに応えることが出来るのだろうか。

 

 

 

 

  圭「直哉は負けず嫌いだよ」

   「負けっぱなしでもいいなんて思わないよ」

   「お前は,どんなに時間がかかっても,どんなに遠回りしようが,絶対に負けっぱなしって事は無いよ」

   「必ず,追いついてくる。そして必ず抜き去るさ」

 

 

 

 

 すぐ絵画を描き始めたⅤ章の直哉では上記が当てはまらず???ってなったけど,今なら分かるよね。圭に,そして稟に負けてるんだもの。

 圭よりも上の賞を,健一郎,稟すら到達していない日本人未踏の賞が一つ残っている。

 これがリードだと信じている。

 

 

 

  圭「いいよ。いいよ。今の作品が仕上がったら,いくらでも身体なんて壊れたってさ」

 

 

 

 

 これは的中しないことを願って。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・才人と凡人

 

 香奈「才能は凡人を裏切りますが,技術は凡人を裏切らない」

   「努力で得た技術体系こそ,凡人の武器。

    凡人の刃だって,天才どもののど元に届くことがある」

   「才人は,天才を惑わす技を持っている。

    何故ならば,才人は凡人であるからです」

   「描くという行為,その無限とも思える様な反復。

    それだけが凡人が天才を凌駕出来る方法です」

 

 

 

 さて,才人とは誰か。技術を反復しているのは誰か。

 空白の期間,藝大時代が語られれば明らかになるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

・因果交流の光のような芸術家「櫻の芸術家」

 

 

 

 吹「草薙さんは本当に因果交流の光のような画家ですね」

  「草薙さんは,他の芸術家との関わりによってこそ,化学変化のような劇的な変化をする」

  「草薙さんというのはそういう芸術家なのです」

  「草薙さんの絵は,まるで他の絵と因果によって輝く様なものですから。。。。」

  「圭さんが描く輝きをさらに輝かせるのは草薙さんで,草薙さんの絵をさらに輝かせるのは圭さんなのです」

  「だから安心して描けばいいです」

 

 

 

 

 

 他者を輝かせ,自分を輝かせる。しかし,輝かしてくれる友はいない。

 では,その代わりは?何回も言っていますが,一人しかいないと思います。

 吹が元に戻っていることから,このことも記憶に返っているかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやくⅥ章についてです。

 

 

 

・健一郎と同じように非常勤,そして教諭となった直哉

 

 健一郎の過去をどれだけ知っているか分からないが,直哉は健一郎と同じ道を歩み始めている。非常勤講師として。

 しかし,物語の最後で教員となっている。これは健一郎と同じ道を歩ませないための藍の配慮か。健一郎の様に波乱万丈な人生を送って欲しくないからか。

 圭の葬式の日。直哉の想いを全て聞いたのが藍である。何か考えたのかもしれない。幸福の王子のような直哉を見て。

 

 健一郎と同じ道を辿るなら,学生の子に一目惚れしてとやかくあるかもなぁ。。。。

 

 

 

 

 

・二つの天才

 

 

 

 薄っぺらな天才は透けて見える。
 天才は才能を忘れさせる。

 

 

 それぞれ誰のことを指すのか。
 鳥谷が言っていたように
 薄っぺらな天才とは圭のこと,才能を忘れさせる天才とは直哉のこと。
 では稟は?

 

 真琴は直哉のことを稟よりも天才だと言った。

 それは才能を忘れさせる天才だから。

 だけど,その腕に天才と呼べる画力はない。なかった。果たして。

 

 

 

 

 

 

・フリッドマンは金になる仕事を行わない
 

 この合作の櫻の絵は将来金になると言っていた。

 表向きでは直哉の名前はない。

 しかし,これが直哉の作品であることは一部の人は見抜いていた。

 草薙直哉という男が手掛けたもの。
 これは直哉が将来,金になる,世界的な芸術家になるという暗示ではないか。

 

 

 

 

 

・因果交流の地点

 

 これは直哉のこと。 

 直哉はいつまでもこの地でいつまでも待っている,とフリッドマン言う。
 しかし,それは稟には伝えないでおく,と。

 


 稟はいつまでも日本という地を離れる直哉を待っているということ,と考えられる。

 画家としての彼を。いつまでも同じ地に縛られている彼を迎えには行かない,と

 

 

 この地は直哉がいる限り,因果交流の地点となる。

 皆がここから離れ,そして皆が集まる。

 事実,藍以外の関係者は皆いなくなっている。

 直哉がこの地から動き出さない限り,物語は動き出さないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

・「約束された場所」とは

 

 稟が言っていたこの言葉。

 約束された場所とはどこのことを指すのか。

 あくまで予想だが,世界の頂きだと考えるのが妥当だろう。

 

 直哉と圭の二人で本来目指す場所だった所。

 稟は直哉をその場所まで引っ張って行きたい。
 稟と直哉の二人の天才が牽引する世界。
 しかしその夢は圭と直哉のもの。
 だから最終地点に稟はたどり着けないのかもしれない。

 

 

 しかし,この「約束」を稟が知っているあたりもポイントな気がする。

 本来知り得ないこと。やはり,何かある。

 

 

 

 

 

 

 

 

・咲崎桜子

 

 先程も述べたが,今,健一郎と直哉は同じ境遇にいる。
 その中で水菜と同じ立ち位置に来るのが誰なのか。

 屋上で出会った所から桜子が。。。。
 
 まぁ恋愛感情はないらしい。

 桜子ちゃんが一番ノーマルで一途で可愛いと思いました。まる。

 

 

 

 

 

 

・栗山奈津子

 

 うなぎ。

 

 

 

 

 

 

・ノノ未

 

 直哉とは過去に接点があるこの子。藝大時代も知っているらしい。メガネ。

 

 

 

 

 

 

・ルリヲ,鈴菜

 

 ロリコンじゃないけど,可愛いねぇ。。。。

 あの時は小学3年~6年だったかぁ。。。。

 見えん!!!!

 

 

 

 

 

 


・恩田寧

 

 圭との異父子。美術部に入りたいらしい。
 これがもしかしたら天才的な美術の持ち主で。。。。な展開もありか。

 この子はキーパーソンになりそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

・雫のこと藍のこと夏目家

 

 雫は稟と一緒にいるよう
 それは何故なのか。やはり裏で能力を返すやりとりがあったに違いないと思う。
 雫は事故があってから最後の稟と一緒にいるシーンに至るまで一切出てこない。
 吹がいなくなるのも直哉に何も告げずにである。
 絵描き勝負をした仲なのに何もないのは何かあるでしょう。

f:id:yark8360:20181218224221j:plain

vs吹


 藍の気持ちは推し量れない。圭を失って。
 年上だから,我慢できる点はしてきたのだろう。
 前述したが,健一郎が言っていた全てを語ってくれる人,は藍が一番有力であろう。
 話したのか,話していないのかは分からないが。
 藍が校長と直哉を非常勤から教員にあげる約束をして他校に行ったのには様々な理由が考えられる。
 一つは直哉と一定期間距離を置くことで落ち着く時間,周りを見させる時間を作ること。
 一つは健一郎と違い,教員に縛ることで,一つの世界に縛り上げること。
 それが正しいのか,間違いなのか。

 今は分からないが,幸福の王子の様に幸福を分け与えて生きた高校時代までを後悔しているか,戻りたいか,と聞かれた時に「分からない」と答えた直哉。

 それを問いて,全てを聞いた藍。

 二人思惑は繋がっているのか。

 

 

 

 

 

 

 

・直哉のこと

 

 

 藝大は一浪して入っています。香奈も一緒に藝大に入っているはず。
 同じ一浪だからね。そこでなにがあったかは語られていません。
 また,ヒロインたちとの関わりも。
 里菜たちが東京の大学に行っている。直哉が一浪して非常勤。
 何か年齢やら時系列がごっちゃだからようわからん。
 けど大学は遠いし,何も恋愛関係がなかった,っていってるんだから間違いないはず。
 2社は就活したらしいけど,非常勤に落ち着いたのにはこれまた何かあるんでしょうね。
 

 


 右手は使えない。けど体を鍛え続けているのには理由があるのか。
 健一郎のような長い筆を振るうために。体全体を。
 
 健一郎はかつて左腕を折られた後も水菜のために片腕で絵を描き続けた。

 

 

 

 「絵描きは右手を残したら死んでない。
  殺すなら,両腕をもがないと絵描きは死なない。
  右手が残った絵描きが,何をしでかすか。。。。」

 

 

 まだ直哉には左手がある。5,6年体を鍛え続け,努力を積み重ねれば。
 

 


 天才は1,そしてそれに近づく才人は0.999999だと香奈は言う。
 直哉は天才ですら1ではない不完全なものだと言う。
 届きうるもの。その条件は何なのか。

 


 稟は直哉の中に燃え上がる炎があることを見ています。
 それはまだ芸術家として死んでいないこと。
 稟は鳥谷に対して,友達として最後に会ってくれて,という。
 でもまた戻ってくるとも言っている。
 その意味は何なのか。そして戻ってくるのはいつなのか。
 フリッドマンはこんな極東の地にいるべきでないと言っている。
 戻ってくるのは直哉が世界に羽ばたき,因果交流の地点として直哉が,直哉自身が稟を芸術家となり,交流の光として自覚していくのではないか。
 

 


 「作品が何のために生まれたのか,何のために作られたのか。
  我々が何のために作品を作るのか。
  それさえ見失わなければ問題ない。
  そこに刻まれる名が,自分の名ではないとしてもだ」

 

 

 

 


 それが分からなければ三流。分かったいまこそ直哉は芸術家としてスタートに立ったのだろう。

 

 

 

 この後直哉は櫻の森の下を歩む。

 

 櫻の森の上,下は天才と凡才の狭間かなぁ,と捉えました。

 櫻の森の上を舞う→天才故の迷走

 櫻の森の下を歩む→凡才故の着実な前進

 な気がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ長らく語ってきましたが如何だったでしょうか。

今思いつく限りババンッと書いてみました。

ここも考察出来るよね?とかここはこうなんじゃない?とかあったら是非ご指摘下さい。それだけこの作品が面白いんです。

ビジュアルアーカイブやら他感想サイト見てないので,自分の意見書きました。

間違ってたらそのうち修正します。

 

終わってみれば,どのヒロインがー

じゃなく,「草薙直哉」という男がただカッコイイなぁ,と。

直哉の物語であり,直哉に感情移入をするのは当たり前なんですが。

今回はこの男に惚れました。

 

 

この「サクラノ詩」はある意味未完成の神ゲーの気がします。

ゲーム内も伏線だらけでしたが,終わってみるとこのゲーム自体が伏線だった,というオチ。

 

素晴らしき日々」は完成された神ゲーでしょう。

こちらは完成されてないからこそまだ更なる物語があるのです。比較なんか出来ません。

 

続編「サクラノ刻」は制作が順調のようです。

すごーーーーーーーーーーーーーーーく楽しみです。

多分予約開始したら即予約に走るでしょうね。

 

 

エロ要素はいるの?と聞かれたら

いらない

と答えるでしょうね。

小説出してくれ。ほんと。

 

 

 喪失感も大きい作品ですが,この辺で。

まだまだやらん事いっぱいあるしな!!!!!

 

では,また次でお会いしましょう。

ばいちゃ☆

 

 

 

 

 

 感動をありがとう。

 

f:id:yark8360:20181218224359p:plain

その先へ

 

 

 

 

恋桜から始まり,恋桜でゴリ押し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長いことブログを更新していない間に様々なことありましたなぁ

上司にブチ切れて諫められたり。

上の事務所からダメ出し電話きて,鬱になったり。

定時退社しようとしたら,いらん飲み会に誘われたり。

 

社会で生きんのもうやだな。

俺のコミュニティ閉鎖空間だからあまり社会と言わんけど,狭い分人間関係きつくて生きづらい。

飲み会行かないと嫌な顔されんのどこでも一緒なんかね。

確かに会社は若い人材を育てるのに何千万かけるんだろうよ。

さらに上の方々は下を育てるために自分の時間を犠牲にして教えてくれるんだろうよ。

だからこそ上の誘いを断ってはいけない風潮があったりする。

 

そもそも低月給の若い時に金の出費させんな!!!!!

 

と思うわけです。

うちだけかね。

おごってくんない上司いんの。

私のお疲れ会の時も割り勘だったなぁ。

二度と誘われた飲み会行かね。

主賓だから参加しないといけないからの全額だして,とかなんの罰ゲームだよ。

 

 

 

まぁそんなのどうだっていいや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ以下を

 

f:id:yark8360:20181202231303j:plain

 

 

春色桜瀬のレビューを書いてたわけです。

 

 

 

 

 

いきなり,サーバー落ちという悲運に見舞われ,全て消えました。

 

 

かなーりこのクソゲーについて語ってたのになぁ。

180円 30%off

で買ったこのフリスビー

 

 

とりあえず恋桜のごり押しとキングクリムゾンが多発することだけ覚えておいて下さい。

 

あと主題歌神。

www.youtube.com

 

 

 

 

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 

1時間かけて書いたの消えるのまじショック。。。。。

 

 

さよなら。消えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

White Albumの季節が近づいています④

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ生きています。。。。。

 

 

 

逆に生きててすみませんでした。。。。。。

 

 

 

のうのうと仕事して帰ってゲームして寝ての毎日過ごしてました。

書かなくて申し訳ねえええええ

すぐ書くって言ってたのによおおおおおお

 

 

 

 

 

 

 

てことで今日は二本書いてるよ(追記:二本かけなかったデス)

是非みてね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:yark8360:20181202014305j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れてないよ。

codaの感想をね。

流石に一ヶ月以上前だからキツイ面もある。

許して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽くの感想になりそう。

パチパチキーボード叩くの疲れるからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ccから約二年後。

春希も雪菜も社会人に。

春希は出版社に。雪菜はレコード会社に。

2人はあの時から変わらず幸せな日々は送っていた。

 

 

 

White Albumの季節。クリスマス。

春希は欧州に1週間程出張に行くことになった。

春希と雪菜は最大1週間に1回は会うと約束していた。

そこでなんやかんやあって,出張の用事が終わるクリスマスに雪菜と一緒に過ごすことに。

雪菜の合流場所の広場で待つ春希。

春希のポケットにはプロポーズ用の指輪。

しかし,そこに現れたのは,雪菜ではなく,裸足のかずさだった。。。。。

 

 

 

 

かずさが凍傷になりかけていたので,かずさのホテルで看病する春希。

勿論,かずさには「けが人」を助けているから,今日は会えない。先に戻ってて,と。

 

 

 

 

 

 

看病後,雪菜と合流。

次の日,広場で待っていた際に上司から頼まれた仕事に向かう。

その仕事の内容とは,かずさのインタビュー。

合わなかった約6年の間に有名になっていたかずさ。

 

雪菜に内緒で昨晩会ったこと。インタビューを行ったこと。

このモヤモヤを抱えて帰国する。

 

かずさは日本で公演することになり,2ヶ月の帰国。

 

ここから√は分かれていく。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうここら辺で各√への選択肢は出てきています。

codaは全4√

・雪菜ノーマル

・かずさノーマル(浮気エンド)

・かずさtrue

・雪菜true

 

なんで中途半端な順番かって?この順番にやったからだよ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて,それぞれについて話していきますかぁ(鬱)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・雪菜ノーマル

 

 

雪菜にかずさのことを中途半端に語り,かずさとある程度関係を続けた春希の末路です。

 

 

この√は雪菜と結婚し,その後も一緒に過ごすけど,思いはかずさにあるまま死ぬまで過ごしていく,という誰も幸せにならない√。

 

 

 

倫理上,やはり人間は一つの心しか愛せない。一つの身体しか愛せない。

その一つが違え,周囲と自分に嘘をつくことを選んだ結果。

死ぬまでこのことを語らず,墓場に持っていくと決めた春希は,ある種一つのEDの形でしょう。

雪菜ノーマルって言ってるけど,表面上しか雪菜幸せになってないから好きじゃない。

あまり語りたくないしこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・かずさ(浮気)

 

 

 

まず,かずさとあったことは雪菜に話しません。

そしてその後にかずさ母の計らいで日本にいる間のかずさのお世話係に就くことになります。

春希の部屋の隣で。

勿論そのことを雪菜には話さない。

 

 

 

なんやかんやあり,コンサート。雪菜と連絡をとらないと決めていた春希は,雪菜の出張が心配でコンサートをすっぽかす。

勿論春希しか見ていない,春希のために演奏をするかずさは大失敗。疾走する。

春希は雪菜の下で一晩を過ごし,かずさを捜索。かずさの元家で発見する。

かずさは6年分の想いをぶつける。

雪菜という恋人がいる春希に

 

 

ここで突き放すか。抱きしめるかで選択肢が変わるんですが。。。。

そんなかずさを受け入れてしまうとこの√に入ってしまう。

 

 

 

 

 

恋人が既にいる春希に対し,自分が幸せでいること,春希と過ごした2週間をこれ以上に求めることが結果として親友である雪菜を傷つけることになろうとも悪の行為に身に染める。

春希は雪菜を二度と裏切らないと誓ったはずにも関わらず,かずさを受け入れ,慰める。

 

 

 

 

春希は未だお節介の世話焼き野郎のままだった。

この性格は雪菜という一番大切な人が出来ても変わらない。

そのため,自分が正しいと思う事,そして反することを許さない。

 

 

かずさは2回目のアンコール講演のため,追加1ヶ月滞在することになった。

お世話係はそのままに。

かずさのことはまだ周りには話せていないし,話さない。

春希自身の予定は携帯で連絡する。

かずさが寂しがらないように。

かずさが求めるように。

 

 

かずさが隣の部屋にいるにもかかわらず,雪菜と春希は求めあう。

それはかずさにとって,苦痛。そして独占欲を加速する。

 

 

かずさが春希を求める度にどんどん春希は壊れていく。

自分の行動の間違いを知っているから。

そんな行動を忌み嫌いながら,続けることなんて出来ないから。

 

 

そのことが果たして正しいのか。

かずさが求めることに応じる目的すら不明瞭で正当化出来ないことに苦悩し,病んでいく。

 

 

講演数日前。2人は周囲の監視を振り切り,思い出の温泉旅館で過ごす。

春希,かずさ,雪菜の3人で来た場所。

今は2人。

自分の求める通り,春希を手に入れ,幸せに浸っていたかずさはとうとう壊れていく彼と向き合わなければならなくなる。

 

誰よりも人のことを幸せにしようとする春希。

そんな春希が好きで,だからこそ一緒にいたいと思った。

しかし,今の春希はかずさのことだけを,私達2人だけを幸せにしようと考えている。

 

コンサートをすっぽかして。

ピアノの練習をしなくても怒らずに。

連絡さえしないでここに来て。

 

本当なら,周りのことをいつも気にする春希なら一番に口を挟むのに。

 

「人の幸せを望まない春希なんて。。。

 好きな人の心配をしない春希なんて。。。

 本物のあたしの春希なんかじゃない」

 

超お節介の春希に,周りを幸せにする春希にかずさは惹かれた。

だけど6年の月日はあまりに長い。

それだけの期間が春希とかずさの間を変えてしまった。

かずさはずっと今まで春希を忘れることが出来なかった。

離れられないことが春希を壊すのならば,私が離れなければならない。

 

 

 

かずさは一面の雪原で春希に別れを告げます。

 

 

 

かずさは春希を求めるように日本に来ました。

が,今は逆、春希がかずさを求めるようになっていました。

 

 

 

 

別れを告げたかずさはコンサートのために猛特訓をして,追加公演を成功させます。

そしてかずさ母と一緒に欧州に戻っていきます。

 

 

 

 

春希は仕事を投げ打って温泉へ,そしてかずさとの別れがショックで体調を崩し,職場に復帰できなくなります。

勿論,雪菜にもこれまでの自分を告白します。

しないことは春希の性格から出来ないからです。

結果として,春希は2人を失うこととなります。

f:id:yark8360:20181202013944j:plain

f:id:yark8360:20181202013945j:plain

 

 

 

 

 

その一年後。White Albumの季節がやってくる。

春希の目の前にはなぜか雪菜が。

こうして2人は新しい道を歩んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで雪菜がまたでてきたん?と勿論思いますよね。

これは春希とかずさが別れた後を書いた物語「不倶戴天の君へ」を読んでください。

すごおおおおおおく感動します。

 

 

まずこの√の感想から。

 

かずさはやっぱり子どもなんです。このワガママを聞いてくれるのはお節介な人しかいないんです。

しかし,そのお節介な人が「雪菜」というもう一人の大事な人を切り離せなかった,ちゃんと選べなかった結果として,罪を感じ壊れていく。

壊れていく春希を目の前にして,ようやくかずさは気付くんです。

本当に守るべきものを。

 

 

 

 

正直,自分から春希を求めて,自分から手放すかずさは身勝手に思うかもしれない。

しかし,一番大切なものを手に入れてた結果,一番なものが壊れるなら。

一番大切なものが変化していったら。

そこに気づき,手放したかずさは大人になったと言えるでしょう。

この√ではかずさは一番いい意味で変わったし,魅力的に映りました。

また,春希はざまぁwwwwとも思いました。こんなお節介こうなる運命なのだ。とも。

まぁ,これは本心ではありません。こんなお節介野郎に感情移入できなかった結果とも言えるでしょう。

ただ,以下にtrueを書きますが,「不倶戴天の君へ」を含めるとこの√が一番ドラマがあり,リアリティがあり,人間らしさがあって好きです。

ただ幸せになるだけなら三流ライターでも書けます。

雪菜が傷つき,かずさが変わり,春希は壊れる。

通称浮気√と言っていますが,ずっと春希は心の中では浮気してたんだからこれが本当の結末なのかもねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・かずさtrue

 

 

はじめっからかずさになびいてるとこうなります。

ただ全てにけじめをつけるのがこの√。

そして大事なのがかずさ母が白血病でピアニスト引退するということを春希が知ってしまったこと。

 

かずさにとって肉親であり,唯一の拠り所であり,目標であったかずさ母,冬馬曜子。

日本にきての講演はかずさと曜子の心の決着もあった。

 

この√の怖い所はこの事実が春希含め周りの人間を壊していったことだ。

かずさは母が亡くなることで,一人になる。

今まで春希と一緒にいなくても,我慢できたのも同じくらい愛していた母のおかげであった。

心の拠り所がなくなったかずさは生きていけるのだろうか。

お節介の春希は「一人で生きていける」雪菜を切り捨て,「一人では生きていけない」かずさの元にいることを決意する

雪菜には友人も家族もいる。

かずさにはそれがいない。

だからこそお節介な春希は,かずさと一緒にいることにした。

闘病生活,死に場所は日本と決めている曜子。

日本ではなく,海外で結果を残すかずさはまた欧州に戻らなければならない。

1人で?いや,そんなことは春希がさせない。

彼はかずさへの「愛」だけで行動することは,自らのアイデンティティを否定することと等しい。春希の築いてきた過去がそれを許しはしない。

 

 

 

 

 

 

 

そこで春希は自らが築いてきたものを壊すように行動する。

 

 

 

 

婚約し,指輪まで渡していた雪菜や小木曽家を不幸の底に突き落とす。

雪菜との婚約を祝ってもらっていた友人達を裏切り,縁を切る。

今まで面倒,迷惑をかけてきた職場の人達に理由を言わず退職する。

 

 

 

その全てが罪の自白,事実の羅列を述べるだけのこと。

自分は実はこんなことをして,こんなことを思っていました。どうですか。

それだけ。

 

 

 

どうするかは他者に委ねている。

自ら他者を切り捨てるのではなく,相手から切り捨てられるのを願っている。

 

作り上げた自分自身の悪を曝け出すことで,自分が辛い思いをすることを避けている。

 

 

 

 

 

雪菜への別れはかずさと春希両名で行った。

まず,かずさ。

雪菜は春希に婚約破棄を告げられた時から狂っていた。仕事には行かないわ,家族のことをうざい呼ばわりするわ。

そんな状態の雪菜の前でかずさは話す。

私にはピアノしかないから。春希を貰う代わりに,ピアノを捨てる。

その決意と共に割れたコップを指に突き刺そうとするが。。。。。

その一瞬だけ雪菜は我に戻り,止める。そして納得はしないまでも見送る。

 

 

 

 

次に春希。追加講演前日。

一日デートの最後,最後の別れを告げる。

その後春希は雪菜の元を去る。

 

 

 

追加講演は大成功。

その裏で雪菜は軽い交通事故にあっていた。

しかし,春希は誰にも助けを呼ばない。

誰かを呼んだらあのお節介が必ず駆けつけてしまうから。

別れた相手に助けなんか求められないから。

 

 

 

最終的には春希とかずさは他全ての人間関係を断ち切り,旅立つ。

二度と日本に戻ってこないと決意をして。

f:id:yark8360:20181202013745j:plain

 

 

 

関係は断ち切ったが,春希もかずさも雪菜から逃げ出したに過ぎない。

忘れることも出来ないのに。

 

 

 

 

2年後のエピローグでは,雪菜からビデオレターが送られてくる。

そこにはギターの弾き語りをしている雪菜。

その意味は果たして何なのか。

曜子がウィーンに近いうちに向かう,と呟く。

 

こんな感じで〆られている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて感想。

 

 

これで本当に決着なの?

一部ではこの終わり方だと,雪菜が死にそうだから,闘病中の曜子が無理してでも春希たちを訪ねるんじゃないか,との憶測もあったそう。事実として雪菜は交通事故にあってそれ以後語られていない。ビデオレターがあまりにも悲しい感じがしたから。

でも安心してください。

続きは「幸せへと戻る道」で補完されています。

このタイトルが素晴らしいよね。

 

中身自体の感想をいうと,これで決着なのか,と。

このWhite Album2という作品は3人が初めて納得して初めて物語が終わるんです。

雪菜幸せなのか?と。

「幸せへと戻る道」を読んでもそれは残りました。

理不尽ですよね。婚約までしてたのに。

これまでの雪菜の思い出は何だったのか,と。

でもこれは,時間よりも1つの気持ちが上回ることを指し示しています。

ならはじめっから雪菜と付き合うなよな。

正論です。

誰よりも傷付いたのは雪菜なのですから。

2人の幸せは1人の不幸の上に成り立っている。

その1人は今まで傷ついてきた。強がってそして卑怯な相手を許して。

それが優しいし,人間らしい。

人の人生の6年ってとても長いよね。

それを不意にしてるんだもの。

と,他の子のことに感情移入してしまうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・雪菜true

 

かずさはとても弱い人間だ。

春希はとても卑怯な人間だ。

 

 

 

 

 

 

 

じゃぁ,雪菜は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪菜はとても強い人間だった。

 

 

 

 

 

 

icの時,春希はかずさのことを心が強い人間,雪菜のことを心が弱い人間と評していた。

しかし,全くの逆。

2人と違って,3人でいることに拘っていることを口に出し,目を逸らさなかった唯一の人。

3人の中で唯一幸せを知っている人間。

そして幸せを分け与えられる人間。

それが小木曽雪菜なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

一回目の講演の失敗,そして母の病気の真意を知り,かずさは引きこもってしまう。

そこで,春希と雪菜は曜子に交渉,雪菜のレコード会社のミニアルバム付の雑誌を春希の出版社から出すことを持ちかける。

しかし,これはかずさの了承がなければダメ。

雪菜は毎日かずさのホテルに通い,お願いをしに行った。

本音で語るよう促す雪菜,本音で語らないかずさ。

f:id:yark8360:20181202013713j:plain

 

 

「じゃあどうしてかずさは春希君が好きになったのよ!

 あんな嘘だらけの汚くて卑怯な人を,何で!」

 

 

 

 

 

 

 

 

雪菜は強い子だ。気付いても抱えて言わないでしまうし,言ってしまえる女の子。

かずさは弱い子だ。抱えて苦悩するし,結果として言わないで自滅する。

対称的な2人は互いに惹かれあい,そして許し合う。

「不倶戴天の敵同士か,一生涯の親友か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぎりぎりのミニアルバムの作成。

それはあの時の,学園祭の日々を思い返すものであった。

一から作り出すそれは真っ白な表紙のミニアルバム。

出会いの曲「White Album

レコーディングはかずさの追加講演と被っていたため,最後のオリジナル曲は残り3時間での一発勝負。

残り一曲はオリジナル。何もかもが学園祭のよう。

この時だけは,この時間は3人の関係を忘れさせてくれた。

追加講演の時,かずさの演奏を2人は見に行かなかった。

それでも完璧に演奏しきった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人の時間が終わったとき,現実に戻る時が来た。

3人で帰る約束をしていたかずさは,春希と決別をする。

これは悲しい別れなんかじゃない。雪菜のことが好きで,春希のことが好きなかずさが,弱い自分を見つめ直し,強い自分になるために出した結論の1つともいえる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この√では,クリスマスのあの日にかずさと過ごしたことを雪菜に話している。

そのうえで二人は距離を置いた。

結果としては春希が折れて,かずさの一回目の講演の日に会いにいったわけだが。

勿論雪菜は我慢出来ていたわけじゃない。かずさが戻ってきているのに,春希の気持ちがかずさの元にあるかもしれないのに平気なわけじゃない。

そんな黒い気持ちがあったことを,メールという文章に書き連ねていたことを告白する。

 

 

 

 

「すごく真面目に考えて,思い悩んで,正しい結論に辿り着いた上で,自信満々に逆の選択をしているだけだよ」

 

 

 

 

そのせいで雪菜は沢山傷付いた。泣いた。今まで待った。

その不満をぶつけて,初めて春希と雪菜は愛し合えた。

 

 

 

 

 

 

EDでは,二人の結婚式の様子が流れる。

かずさがピアノを弾いて,友人達は祝い合って,誰もが笑っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

これがだれもが望んでいたものじゃないのかな,と。

長い月日は絆を強くする。

それを壊すことが出来るのは衝撃的な愛だけだ。

 

人は何かを為すならば,何かを犠牲にしなければなりません。

 

雪菜は今まで心を,本音を出さないように取り繕っていた。

何も壊さないように。

 

お互いを手に入れるために,全てを壊したのがかずさtrue

全ての幸せのために,お互いを曝け出したのが雪菜true

 

これだけで十分かな,と。

 

これにも続きがありまして「幸せへと進む道」

同じ幸せへと続く道なのにこんなにも違うのか,と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総括

 

 

こんな神ゲーあっていいのかな?と思うぐらい傑作でした。

いやぁ凄い。

このゲームが私の人生観を変えたのは勿論のこと,現実の様々なことに影響出ました。

素晴らしいゲームに出会えたことに感謝。制作しているLeaf様に感謝。

 

この記事を4つに分けて書きましたが,はじめは誰が好きかとかなかったんですが,やっぱり私は雪菜が好きなようです。

書き方から滲みでてますね。はい。

苦労人への同情とかではなく,こんな女の子最強でしょ,とさ。

かずさが好きな人は女の子を守ってあげたい人なんじゃないかな。

あんな強気で弱い女の子,守りたくなるじゃない。

私は,強くて一途な子が好きなようですよ。

 

あと私は,一瞬の愛よりも長く過ごしてきた愛を大事にする人間なようです。

どんなに綺麗な人が告白してきても,今まで添い遂げてきた人がいたらそっちを大事にすると思います。どんなにその綺麗な人が優れていたとしても。

人って,そんなので決められないじゃないの。

まず,そんな場面ないだろうけど。

 

 

 

音楽面でも素晴らしかったです。

雪菜じゃないですけど「届かない恋」は未だに心を抉ります。

「幸せな記憶」も好き。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

 

 

 

総じて人にオススメ出来る作品じゃないですかね。

いきなりは流石にハードル高いですが。胃薬必要ですが。

あと私はあれなシーンはすっ飛ばしている人なんですが,そういう面は知りません。

 

 

 

 

 

 

 

一ヶ月以上に渡って書いちゃいましたね。

長かったこの感想もひと段落です。

今後は一回で終わるように短く書きたい(願望)

すぐに終わらせるつもりが2時間書いてるからね。

 

 

 

 

今日中に2本出したかったんですが,明日出すことになりそうです。

明日お楽しみに。

 

追記あったら更新してきます。

流石に眠くて書きたいこと書いてなさそうだし。

 

 

 

では,また会いましょう。

 

f:id:yark8360:20181202013607j:plain

幸せなひと時

 

 

White Albumの季節が近づいています③

 

 

ブログってずっと書かないと書かないままにしちゃうねぇ。。。。。

 定期的に書かなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WA2の続きです。

ここからは時間も私の記憶を引きずりだすのも二重の意味で苦なのでかるぅく感想をたたいていくよぉ

 

 

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレよはあと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・cc

 

 

 

ccはicから3年後の世界になっています。

 

f:id:yark8360:20181106234907j:plain

あれから3年。。。。。。。

 

春希,雪菜は大学3年生。そして冬。white Albumの季節から物語は始まります。

春希は3年前の罪悪感から常に雪菜と距離をとっていました。

その距離を詰めようと雪菜は頑張るんですが。。。。その分春希も離れるんです。

結局は春希は政経学部から文学部に。雪菜と離れるために。施設も心も距離を置くために。

本当に雪菜と距離をとっていたのか,春希は雪菜のことをどう思っていたのかはノベル「歌を忘れた偶像」を参照。これを読むと雪菜がなぁ、、、これまた一途で可愛い,健気で可愛いんだわ。

だってさ。ほんとは雪菜,英語が得意だからそっちの学部行きたかったのに,一緒にいたいから政経に学部変更してるからね。入学時点でこれ。

 

 

 

 

 

 

あらすじは大体この辺で。これ以上語ると止まらねえ。

攻略キャラの紹介を大雑把に。

攻略順は

小春→麻理→千晶→雪菜の順でした。

 

 

 

・小春√

 

f:id:yark8360:20181106233126j:plain

 

 まぁミニ春希と呼ばれるくらいきっちりした女の子。

 結局春希から春希の過去を知って,思いっきり同情して,春希を支えていくこと,おせっかいを焼くうちに好きになってしまう。

 春希に近づいたのも振られた親友のためだったのに,いつの間にか沢山の親友を裏切っていく。

 そして学校に居場所がない代わりに,春希に依存していく。

 最後はエスカレーター大学をやめて浪人して,違う大学受かって仲直り。

 みたいな√

 

 仲直りの過程がキングクリムゾンなので,最後は感情移入出来なかったデス。

 けど,一番最初にやった分岐としてはハードだし,やはり鬱になりました。

 小春の気持ち考えると,うえええええ,だし,やっぱり春希は鈍感クズだし。

 助けてくれえ,って常に叫んでました。

 

 何より一番悲鳴あげてたのが,雪菜を振るシーンなんですがね。。。。。。

 俺の心がもう死にそうだった。何でこんなことするん。。。。

 雪菜何も悪くないやんけ。。。。。

 でもいつまでもこんな関係続けて負担になるなら,良かったのかな。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 良くねええよ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・麻理√

 

f:id:yark8360:20181106233333p:plain

 麻理は春希のバイトの上司さん。バリバリ仕事が出来る人です。

 春希はクズですが,高校では主席だったこともあって,仕事に関しては優秀です。

 麻理は春希の5つ上。年上です。年齢も気になるお年頃。

 まぁこれが可愛いんだわ。

 結論から言うと,この√はよくあるエロゲストーリーですわ。

 良くも悪くもね。だから私はホンワカ読んでましたよ,ええ。

 よくわかんないすれ違いから別れ話になって,NYに旅立つ時に間に合わないかと思ったら,先回りしてNYで待っていたなんて憎いねぇ。

 終始麻理さん可愛いし,いんじゃないですかね。心落ち着いて次の日仕事出来たよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勿論雪菜振られたけどな!!!!!!!!!!!!!!山小屋で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・千晶√

f:id:yark8360:20181106233425j:plain

 千晶は謎多き女。春希に合わせた女を「演じる」ことで春希から「春希のストーリー」を聞き出そうとします。「届かない恋」にまつわる話を。

 千晶は実は峰城の同級生であり,神がかった演劇の姫であり,熱狂的な軽音楽同好会のファンでもあった。

 「届かない恋」を劇にするために,春希とコンタクトを取り,情報を得る。そのために,春希の都合の良い女を「演じ」時には体を重ねた。

 そうすることで,「小木曽雪菜」になれた気がするから。

 まぁ勿論それはバレるわけで。

 化けの皮が剥がれても演技,そして講演はやめない。

 本当の「和泉千晶」がどこにいるのか,果たして存在するのか。

 その中で「届かない恋」を体調不良の中演じ切る。

 最終的には千晶は春希の前では「演じない」自分でいられることが出来る,とまあこんな形で締められる。

 

 簡単にだが,こんな感じで。

 千晶√は千晶と一番最初に遭った時の印象分岐で結末が変わる。

 一つは「なんとなく心地いい」

 これは千晶の「演技」に依存し始めている,ということ。

 このエンドの結末はノーマルエンドで,結局千晶の正体を知らないまま千晶は失踪,その代わりに春希は傷を癒し,元の世界に戻ります。

 もう一つは「苦手だ,こいつ」

 本質的に千晶に性質を見抜いているもの。

 これがtrueで,以上の結末になります。

 

 千晶√はここは面白いし,何よりドラマ性があって素晴らしいと思った。

 ただ胸糞は悪い。自分の目的のために,近づき,それが分かっても許そうとする春希の意味分かんなさにイラッとしました。

 偽善者大概にせえや。

 貴様には雪菜という素晴らしい女がいるんやぞ!!!!!

 この√では雪菜から別れを切り出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それが正解や!!!離れてまえ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

・雪菜√

f:id:yark8360:20181106234233j:plain

 

 これこそ本命だよね。

 

  雪菜はあの日から大好きだったカラオケに行かなくなった。歌わなくなった。

 歌うことで何かを得られるわけじゃないから。歌うことで振り向いてくれるわけじゃないから。

 春希は雪菜と少しずつかつての日々を取り戻していく。武也と依緒のおかげもあり。

 かつて裏切った春希と雪菜。二人は互いに許し許されの関係から一歩進もうとした時,やはり「彼女」が邪魔をするのだ。

 

 春希はかずさの活躍をまるでラブレターかのように記事にした。それを雪菜は見てどう思ったのか。3年経っても想いは色褪せていない。またここで元通りになってもまた同じことが起きてしまう。

 春希がいくら歩み寄っても自分の本心が自分自身で見えない男だと分かっているから突き放した。

 

 ここまでが各√前の共通√

 ここから各ヒロインに癒してもらうわけデスヨ。

 

 雪菜√の春希は自分自身が悪かったと雪菜への想いを諦めません。

 でなんやかんやミス峰城大附の雪菜のせいで2番目であり続けた朋ちゃんが表れて,雪菜に大学のバレンタインイベントで無理やり「届かない恋」を歌わせようとします。

 この流れが胸糞で,「朋氏ねやぁ」と思いましたね。

 けど,朋は雪菜の大ファンであり,多少強引でも歌った雪菜が見たい,雪菜に歌って欲しいという気持ちがあったわけです。

 すごーーーーーーーーーーーーーく葛藤や思いがあったけど,電話しかしちゃいけない春希と雪菜の関係で,電話越しに「届かない恋」を弾いたこと,春希と雪菜が一緒に出ることで無事雪菜は声を取り戻します。

 

 雪菜の誕生日,バレンタインライブは成功。そのあとは。。。。。。。

 

 

 本編を読んでくだせえ。

 ようやく,3年かけて雪菜の想いが「届いた恋」になったんだねぇ。

f:id:yark8360:20181106234256j:plain

f:id:yark8360:20181106234314j:plain

icとcc比較してもね。こりゃ幸せなENDでしょ。

 

 こりゃハッピーエンドだわ。

 おしまいやでぇ。あぁすつきり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな簡単に問屋が卸すわけないでしょ!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから更に2年後。

 春希たちは社会人1年目の冬。

 またきたWhite Albumの季節。

 クリスマスに春希と雪菜はストラスブールで一緒にミサを見る予定で待ち合わせをしていた。春希は雪菜にプロポーズしようとしていた。

 が,そこで先に出会ったのは雪菜ではなく。。。。。。。

 

 ここからがcodaよ。。。。。。。。

 地獄の再スタートよ。。。。。。。。。。。

 

 なんでえや。。。。。

 雪菜幸せでええやん。

 と思ってました。

 

 春希は5年前と状況は違えど,初恋のかずさへの想いと愛する雪菜との葛藤に悩んでいきます。

 

 

 

 

 

 

次回でようやくWhite Album2のお話はおしまい。

早くWA2から逃げたいので早めに記事にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

whって打つだけでWhite Album2って出るんだね。怖いね。。。。。。

 

 

White Albumの季節が近づいています②

 

 

 

 

 

前回の続き。
White Album2(以下WA2)の感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに。
WA2はWhite Albumをやっていなくても楽しめます。

所々人物の名前や楽曲に名前が出てくる程度です。

やる前に見たい方はアニメがあるのでアニメをみましょう。
水樹奈々の「深愛」が話題だったアニメですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さて,抉られる覚悟で書きますかぁ。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 


以下ネタバレになります。ご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

さて,WA2は2部作となっています。

introductory chapter(以下ic)
closing chapter(以下cc)


と,なっているんですが。。。。。。。。

結末,最終章として

coda

があります。

 

 

 

 


どれもね。どれも精神を死滅させる勢いで攻めてくるんですが,
抉る勢いとしてはic20%,cc30%,coda50%でしょうか。(人による)

 

 

 

全てやれば無気力となれること間違いなしです。

うわあい(放心)

 私は次の日の仕事に影響出ました。

毎日1√ずつやったから1週間はやる気出ませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・ic

これはアニメ化もしているので,是非ともアニメもみてくだしい。
これはこれできついはず。

 

f:id:yark8360:20181028222232j:plain

 

 

 

 


主人公(以下春希)が軽音楽同好会のギター参戦から,他のメンバーを集めることから物語はスタートするのですが。。。。
だらだらとストーリーを記述してもつまらないですし,元ゲームが面白いのでそちらをやってくださいな。


こちらでは掻い摘まんで結論と私の感想をぶち込みます。

 

 

 

 

あ、まず登場人物の説明をね

・北原春希

・冬馬かずさ

・小木曽雪菜

 

 ・飯塚武也

  最初から最後までいいやつ。俺はこんなやつと友達になりたい。

 何があってもいいやつです。後々のかずさtrueは涙する必見シーンあり。

・水沢依緒

 こちらも最初から最後までいい人。雪菜の味方であり,春希と雪菜2人の味方でもあります。

 

 

 めんどいので登場人物の詳細はwiki参照。ネタバレ大分入ってます。

 

 

 

f:id:yark8360:20181028223602j:plain


春希が雪菜の素を知ってしまった。雪菜が自分の全てを見せたことからもう雪菜の恋は始まっています。
雪菜にだけ優しいのではなく,雪菜だから優しくするのではない。
平等に優しい春希を好きになっています。

だから,3人でやることになっても雪菜は反対しません。
春希は一目惚れでかずさが好きだと分かっていてもかずさが春希のことが好きでも。
平等に接してくれる春希が好き,同じ人を好きでいるかずさと親友になろうとします。


かずさは逆に春希が好きでもそれを表に出しません。雪菜には気付かれ,問い詰められても感情を出しません。上手い具合にテキストにかずさの気持ちが書かれていません。
かずさが春希のことが好きなのはノベル「雪が解け,雪が降るまで」を参照。

 

 

 

ボイスドラマの「祭りの前」と「祭りの日」を聴くとニヤニヤしながら,あの時のシーンを迎えられます。
また,ic2週目をやるとかずさの気持ち,視点で描かれている部分があるのでそちらも参照。


脱線しましたが。。。。
ここら辺のかずさと雪菜のやりとりは必見です。微笑ましくもあり,胸が締め付けられます。

 

 

学園祭まではかずさの家で合宿をしながら3人でカバー,オリジナル曲を作り上げます。
お泊まりの間にも色々あるのですが割愛。
で,問題はオリジナル曲。春希が作詞したものにかずさが作曲し,雪菜が歌う。
始めは素晴らしいなぁ,と思っていました。ただ,これが地雷だった。。。。※後述


その学園祭の夜,雪菜はあるシーンを見て春希に告白します。
それは春希が寝ている間にキスをしたというもの。
雪菜は3人でいることが大事であり,春希が好きだけど,思いが通じて春希と付き合った場合,かざさが離れていってしまうことを恐れていました。
それと同時にかずさと春希が付き合った場合,自分が仲間はずれにされてしまうのでないか,という不安もありました。
以上からかずさが春希にキスをしている所を見て,自分が3人の輪から外れないように,という思惑を含めて春希に告白をしました。
雪菜は春希が断れないことを知っています。断ることで,春希が距離をとらなきゃいけないの雪菜になりこと,春希自身もこの関係を大事にしたいからです。また,春希がかずさのことが好きでも「届かない恋」だと思っているからこそ,絶対に告白を受け入れる。

 

なぜなら春希は自分の気持ちより,雪菜の気持ちを優先させるに決まっているから。

 

春希はかずさのことも大事に思うけど,同じくらい雪菜も大事に思っていたのですね。

そのくらいの人になっていたのです。

まぁつまり告白が成功するのは,必然なわけで。

このことを雪菜は「ズルい手段」,このことに対して天罰が落ちるべきとも言っています。

ともあれ付き合うことになりましたが,雪菜は春希と付き合う上で,「春希も大事だが,同じくらいかずさも大事。かずさのいる前では恋人っぽいこと禁止。」という生殺しの上に今までと同じように3人でつるむことを宣言します。

雪菜の告白を受けたことは告白を受けたその日に春希はかずさに報告。

雪菜はかずさに本当に付き合ってよいのか,いつまでも本心を出さないかずさに対して最終確認をします。結局,かずさは本心を出すことなく,皮肉にもここで二人は「親友」となります。

その時,雪菜は「かずさが男の子だったらなぁ。。。」と言うのですが。。。。

これは,かずさが男だったら春希を巡って争わなくて済むこと,そしていつまでも3人でいられるかもしれなかったわけで。

「不倶戴天の敵」ではなく「一生涯の親友」になれるというわけで

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからかずさの卒業が決まり,お祝いも兼ねて3人でクリスマス・イヴに雪菜の提案で温泉旅行に行くことになります。(なんたるうらやまけしからん!!!)

かずさにとっては地獄以外のなにものでもないですよね、これ。

勿論いちゃいちゃとかは約束通りないんですが,ただただ苦しい。

なんならこれからも何年後かも一緒にこうしてどこかに行こうなんて言っている雪菜をかずさはどう思っていたのか。

勿論,雪菜には悪気があるわけではないんです。

春希と付き合うよりも,3人でいることの方が優先が高くなっているからね。

 

この時,かずさはママンからウィーンでピアノをやらないかと誘われ,おkをしています。

そこには3人でいることは出来ない,という答えと共に,この関係から抜け出したい気持ちもあるでしょう。

 

 

で,ママンから出されたコンクールに出ること,という条件の元,学校を休んでピアノに打ち込みます。これはコンクールは建前で,2人といたくなかったんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々あって2月14日。世間ではバレンタインですが,雪菜の誕生日。

雪菜は家族と出かける用事をパスして,友達「達」と一緒に過ごすという嘘をついて,春希「一人」を待ちます。沢山の料理を用意して。

 

一方その頃。

春希はかずさがピアノコンクールに参加したのは,ママンに認めてもらうため,そしてウィーンに行くための準備のために一時ウィーンに向かって今日帰ってくることを知ります。

何も知らなかった春希は雪菜の誕生日パーティをほっぽり出して,かずさの元に向かいます。そして,かずさから正直な気持ちの吐露を聞きます。

春希も自分の隠していた思いを伝えます。

そして、、、、「なんでこんなに慣れているんだよ!!」

道端でその言葉と共に分かれます。

 

アニメではこのかずさの背景を「雪が解け,雪が降るまで」を挟むことで表現してました。

 

 

 

 

 

次の日,春希は風邪をひきます。そして何も知らない雪菜が看病してくれる。更に詳しい事情を聞かない。春希は言わない。

 

 

 

 

 

 

またまた色々あって卒業式。かずさはあれから学校に来ていません。

春希は卒業生代表として答辞を。

その後,友達からかずさが卒業式にきていた,という話を聞いてかずさを探しに駆け出します。

結局見つからず,部屋で呆然としていると携帯がなります。

そこからはゲフンゲフン(ゲームやるかアニメ見て下さい)

 

 

 

 

 

 

 

次の日,かずさの出国の日。

春希は雪菜と一緒に空港に向かう途中,全てを正直に話します。

バレンタインの日のこと,告白されてから内心隠していたこと,昨日のこと。

話して,罪を糾弾して欲しくても一切雪菜は怒りません。

ただ雪菜はかずさの気持ちも春希の気持ちも知っていた。

かずさの春希を思う気持ちは,3人でいたいという不純な気持ちが混ざっていた私が勝てるわけないと。かずさよりも春希を思う気持ちが足りなかったと言います。

 

雪菜はこうなることが予測出来ていたのか。

私があの時に抜け駆けして告白したのが悪い,と。

春希を責めることは出来ないと。

 

 

 

空港に到着し,春希がかずさを見つけると一目散に。。。。

雪菜の目の前で。。。。。

 

そこで雪菜は「春希を思う気持ちがかずさより負けている」それを「そんなわけない」と一人呟きます。

空港に行く途中に言っていたことは春希を気遣うためで殆どが「嘘」

雪菜は他人より自分を傷つける方向に行動する人間だった,ということです。

 

 

で,離陸した飛行機,そして空をいつまでも見つめる春希,後ろから寄り添う雪菜でicはお終いです。

edは学園祭で歌ったオリジナル曲。

 

「届かない恋」

作曲・編曲:冬馬かずさ

作詞:北原春希

歌 :小木曽雪菜

 

が奏でる歌の破壊力は殺人光線。

春希はかずさを思って書いた歌詞を雪菜が歌うって。。。。。

頭おかしなるで。

最終的にはその届かない恋は雪菜の歌になってるし。

手におえねえ。

曲づくりの背景はノベル「届かない恋,届いた」で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なげえ!!!!!

かるーく感想だけ書こうとしたら,あらすじ全部書いちまったぜ。

なるべく急いで,早く書いたから,心情や行動,セリフは間違ってるかもしれん。許して。

あと書ききれない部分が多々ありました。

書きたいけど時間がないし,読むの疲れるだろうな,とも思いましたので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ,これだけ端折っても事の重さが半端ないんだって。

春希がクソ野郎なのは置いといて。。。。(賛否両論)

まず,かずさは子どもなの。これはcodaまでずっと。この後5年後までいきますが,この奥手で,でも望むものは欲しい姿勢は変わりませんね。ただこの未熟さがこの物語のキーになってくるので。。。。

逆に雪菜はここから成長していきます。春希だけの女の子に。そして春希を支えられる女の子になるために。この献身の姿勢は泣いちゃうッッッッ

 

なんでこんな野郎がこんなモテるんだろうなぁと思いつつ,この時点で破壊力がすごいから,ed流れた時は既に唸ってました。

 

「こんなのってねぇよ。。。。。。。。。」

 

icを全部やった上での「届かない恋」の歌詞を読むと猶更やばいです。

こんな青春送りたk。。。。。。。ねえよ!!!!!!!!!!!!

この曲は3年後の㏄での雪菜のトラウマ曲になっています。ヒエー

 

 

 

私の中ではAfter allが曲ではやばいですね。

来たと思ったら大体修羅場。ヒエー

 

 

 

 

神視点で見てみると,文化祭までは展開が読めるし,楽しい気分でいられましたが,その後が本番でしたね。

文章から読み取れる人(大体こういうゲームやってる人は当てはまると思うが)は感情移入やら深く感情を読みすぎて胃薬inすると思います。

 

icは今後の物語の全ての始まりであり,終わりです。

これが根強く最後まで3人を蝕んでいくのですから。

私の感想としてはここらへん。

ここだけみたらモヤモヤだし,先が気になる終わりだったしね。

とにかく

「かずさに救いを!!!!!」

「雪菜に幸せを!!!!!!」

そのハッピーエンドだけ望みながら㏄に向かっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ20%だとこの時は知る由もなかった。

 

 

 

 

 

 

今日は長くなったのでこの辺で。。。。。。。。。。

書き足りない,物足りないけど仕方ない。

私の精神メーターも点滅してるし。

 

 

 

 

 

 

次回はccです。

お楽しみに!!!!

 

 

 

 

White Albumの季節が近づいています①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.............................。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレイしたからにはこのお話について記録に残さないといけないなぁ,と。

話したくねぇ。。。。。。
けど,話さないと精神がぎゅっと掴まれたままで死にたくなるので,これは話さなきゃならんのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今回,やったゲームはWhite Album2(以下WA2)
あぁ,聞いたことある,という方も多いんじゃないかなぁ。
2011年に発売された精神破壊兵器にして,最高のゲームの一つです。

 

 

f:id:yark8360:20181025232944j:plain

 

これは今年2月に発売のextended edition

完全版であるこれをプレイさせていただきました。。。。。。

(2月。。。2月かぁ。。。。。。。誰かさんの誕生日だでぇ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて,何故このゲームをやろうと思ったかって?

気分と言いたいとこでありますが,違う。

こういうゲームは基本,私基準ではストーリー重視なんです。
ああいうシーンやハーレム要素はどうでもいい人なんですね。
ああいうシーンは基本スキップします(見ないとは言っていない)

 

何のためにフルプライスを払って満足するかは,私はお話を重視したいんです。

 ストーリー良ければなんでもいいじゃないか。

泣いたり,笑ったり,楽しめればいいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


だから手をだした。
この精神破壊兵器に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二股ゲーは色々あります。
数多くやってきた(つもり)です。
アニメにしろゲームにしろ誰か推しのキャラを見つけて「げへへ」と楽しむんじゃないでしょうか。

人それぞれ楽しみ方はあるしね!

今回も私は誰かいいキャラを見つけて

「あぁ,最高だで。。。。」

「こんな人生いいなぁ。。。。」

「ヒロイン幸せになって良かったなぁ。。。。。」

 

 

と思うものだと思っていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


だが,WA2はそんな甘いゲームではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず二股,というからには二人の女の子が出てくるわけです。
ネタバレしない程度に紹介しましょう。


パケ右,黒髪ロングの女の子が「冬馬かずさ」です。
容姿端麗,けど授業中ずっと寝てサボって,先生に怒られる生徒として描かれています。
主人公はイインチョなので,ことある毎に声をかけますが。。。。。

実はある秘密が。。。。。。

 

f:id:yark8360:20181025233752j:plain

あぁ可愛いネ。可愛いネ。(大事なことだから二回言ったお)

黒髪ロングは可愛いネ。(三回目)

 

 

 

 

 

 

 

パケ左,茶髪コングの女の子が「小木曽雪菜」です。
こちらも容姿端麗,学園祭のミス峰城2連覇,3連覇リーチの女の子。
人当たりも良く,周りに誰でもいるタイプの女の子ですね。

 

f:id:yark8360:20181025234310j:plain

いい画像なかったからこれ持ってきたが。。。。。

このシーン見るだけで死にたくなるなぁ

とりあえず可愛い。可愛い。可愛い。(はい3回!!!!!)

 

 

 

 

 


さて,これが大体の物語開始時点でのプロフィールですが。。。。。

今は2月に発売されたextended editionが完全版として発売されているため,二人の優遇の差が余り見えませんが。。。。
最初期発売されたclosing chapterをみればかずさがセンター,雪菜がその左と格差が見える配置となっています。
その位置づけに私は真意を見いだせない(考えたくない,めんどくさい,実際は特になさそう)ですが。。。。

f:id:yark8360:20181025234527j:plain

他3人については次回ね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


つまり,「かずさがド本命で雪菜が悲しい思いするんやろなぁ」とか
    「かずさの方がストーリー的に推しなんやろなぁ」とか思ってました。

また,「どっちも可愛いし,今んとこ選べないけど,やっていくうちにかずさ寄りになっていくんやろなぁ」とも思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


全く違うですっっっ!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホントに。。。。。
ホントにそんなことなかった。。。。。。。。。。。

そんなことなさ過ぎて,過去の自分ぶん殴りたくなります。

(事実精神はとんでもないことになってる)

 

 

 

 


そんな簡単なストーリーではなかった。。。。。。

安直なものではなかった。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言うと,私では二人がどっちがいいか選べねぇわ
いや,主人公と同じことになってるけど,あくまで自分は神視点だから。
うん。
ホントに選べんて。

どちらの結末も知っている以上,幸せについて神である私が傷つく謎。

 

 

 

 

 

 

 


さて長々と思わせぶりなことを話してきました。
ですが,更に長々とネタバレをしても飽きるので,ネタバレ回は次回になります。
ネタバレを見たくない方は次回は飛ばすように。

 

この記事を見てやりたくなりました???????

(ナラナイデスヨネーーーーーーーーーーーーー)

 

 

 

 

 

なったのならextended editionを購入しましょう!!!!!!

8,000円ぐらいで買えますよ。

これだけやばいお話がこのお値段。

こりゃあ課金している場合ではないゾ!!!!

 ※私はどこかのまわしものではないです。

 

 

 

 

 


ここまで打つのに非常に大きな精神力をもってかれました。

辛いなぁ。。。。

けど,頑張るよ。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また数日後に。。。。

では。

ブログ、スタート。

 

 

ブログなんて書くなんて7年ぶりぐらいで。

 

あの時はふざけた文章やら読める文章ではなかったのだけども。

 

多分そのスタイルは今日から書く文章でもそんな変わらないとは思っています。

 

 

 

 

 

 

なんで唐突にブログなんて開設したのかって?

 

いやぁ、、、、、

あまりにも一人でいる時間が長すぎて、自分の過ごしている無味な時間を残したくてですね。。。。。。。

 

仕事場の人に

「休日何してん?」

「うーん、寝てますね。」

と答えるのも辛くなって来たり。

 

「何もしてないならお金余ってるね。」

「ハハッ、将来何があるか分からんですからネ。」

と答えて寂しくなったりと。

 

何か吐き出せる場が欲しかったりするわけです。

本当は趣味でゲーム動画とか撮りたかったんですが、

 

金ない

時間ない

見境ない?

 

の三拍子?のせいで実現できず。

結局仕事でいつもカタカタやってるタイピング打ち込みに落ち着いたわけです。

 

 

本ブログが何を書いていくか、最初だし説明を。

 

とりあえず最近やったことをつらつらと書き殴る予定ではいます。

ゲームやら料理やら何やら色々と出来ることはあるはず。

但し、不定期はご勘弁。

忙しいんだ、これが。

低月収で残業代でないしがないサラリーマンなんやで。

哀しきかな。

 

他になんかあれば投稿はするかな。

 

最初だしこの辺で。

 

 

 

次回は多分、今やってる鬱ゲーの感想を書いていくかな、と思っています。

お楽しみに。

 

ノシ