アリカタ

今日はプレミアムフライデーらしいです。

残業なんてしなかった，なんてことは全然なくて，本日も会社のためにイソイソと働いてきました。

最近思うのが，何故働かなければならないのか，ってこと。

自分は死にたいわけではないのですが，かといって生きていたいわけでもないのです。

生を受けた以上，自分の生きた意味を何とかして見つけたい，一人一人にその義務があるように思います。

簡単なようで難しい。

一番簡単？なのは子孫を残すことですよね。

次の代に生を残すことで自身が生きた意味を確立させるわけです。

いや，勿論結婚しない，独身を貫く人も大勢います。

その人たちは各々が結果を残すために足掻くのです。

世紀の大発明から人命救助，大きいことから小さいことまで幅はあると思います。

さて，その生を受けた意味を判断するのは誰か。

それは自分自身です。

後悔ない生を実感した時，それは生の「終着」なのではないでしょうか。

それ以後は生への「執着」になるのではないか。

いや面白いこといってるわけでなく。

最近の自分はどちらもない何のために生きているんだろう，と考えています。

答えはないのですが。見つけなくちゃいけないのですが。

とりあえずそれを見つけることから，始めようと考えています。

ぐるぐる堂々巡りしなきゃいいけど。

今日，職場で血液型の話になりました。

ある上司の方に

「お前はO型だろ」

と言われました。

「え，どうして分かったんですか？」

と問うたら

「いつもニコニコして怒らない。

　そのくせ拘りが強そうだからな。

　曲げれないことに筋を通すやつだと思ったから。」

だそう。

まず一つ目はその人と出会ったのは4月だということ。

そして二つ目がそうおっしゃったのが「自分もO型だからな」というへったくれもない根拠から。

正直，この人には敵わんな。

と思いましたね。

血液型なんて，迷信もいいとこの軽いクソ占いにも関わらず。

私の性格はかなーり年と共に変わっています。

今中の友人に会ったら気持ち悪いと言われるだろうし

　高の友人に会ったら誰お前と言われるだろうし

　大の友人に会ったら握手を求めてくるでしょうね。

それぐらい人生観が移ろっています。

いやそれもこれも一昨年，昨年の上司やら環境が変えたのだけども。

クソみたいな環境だったけど，それが皮を何枚も剥いてくれました。

高の時の先輩には

「お前みたいな奴とはもう二度と会わないだろうし，会いたくないな」

て言われたなぁ。

まぁ，今の自分だったらそう思うな。

上記の話をする時点でまだまだ子供。

そういわれたらそれまでなんですがね。

少なくとも，そういうあんたより徳ある価値観持ってる自信あるよ，と返せるまでは成長したかな。

で，なぜ怒らなくなったし，泣かなくったか。

　　なぜ喜ぶようになって，笑うようになったか。

答えの半分だけ記述すると

「損得勘定」で物事を判断するようになった，というべきでしょう。

誰かに助けてもらったら「ありがとう」というのは当たり前だし，何かやらかしたら「ごめんなさい」いうのが普通です。

しかし，世の中にはそれが出来ない人が大勢いるんです。

それは社会人成り立てだから，地位が上がってそんなものを言う必要すらない，色々あるんですが。

そんなの関係無しに，言葉を伝えるのは共生する以上必要なんですね。

さて，そんな世の中，常識が通用しない人間いっぱいいますね。

そんな人に腹を立ててもしょうがないです。

腹を立てていたのが以前の私でした。

自分の筋が正しい。

絶対に正しい。

だからその人と闘う。

自分は間違ってないんだから。

それ，疲れませんか？

だから私はいつもニコニコしています。

「あ，ごめんね（この人はこんなことが出来ないんだ）」

「こうしてくれると助かります（これでやってくれたら御の字だな）」

「ごめんなさい（ここで謝った方が将来めんどくさくない）」

「いつもありがとう（機嫌が良くなれば，信頼関係上がるかな）」

怒るって，こちらのエネルギーも使うし，相手も機嫌が悪くなります。

ようは無駄なんですよね。

曲げられないもので闘う時は別に沢山あります。

バカと争っても何のメリットもないです。

こういう人なんだ，と理解し，手綱を握ってコントロールすることでお互いに円滑な関係を築けます。

 大事なのは，そのことでその人より上に立っているなんて思わないこと。

こういう人もいる，そして私はこう考えているで留めること。

傲慢は身を滅ぼします。

その上で，自分に何が今足りなくて，何が出来ないかを理解しましょう。

自己評価出来る人間はそういません。

逆に自分を知ることは大きな武器です。

それは隠すことも，押し出すことも，消すこともできる変幻自在のモノです。

ここまで出来ると仕事のあり方や見方が変わってきませんか？

極端にやると，人に気を使いすぎるので疲れます。

仕事と人間関係で押しつぶされるので気を付けましょう。

最初にも言いましたが，「損得勘定」です。

これをすることで相手は自分に何か返ってくる。

ここでしておかないと自分に損だな。

それをベースで動きましょう。

ただ，そればっかやってると物事がつまらなく見えたり，人間として悲しくなります。

あくまで処世術であり，見え方です。

だから初めに「半分」と言いました。

では残り半分は？

それは読んでいるあなた自身で考えてみてください。

少し考えれば分かる簡単なことですよ。

森信三の言葉に

「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず会える。

　しかも，一瞬早すぎず。一瞬遅すぎない時に。」

があります。

私はこの言葉が好きで。

どんな嫌な人と会った時も。

素晴らしい人と会った時も。

常にこの言葉を思い出します。

この出会いは必然だったのか，と。

そう思うだけで強くなれませんか？

そう思うだけで気持ちが軽くなりませんか？

今，あなたの隣にいる人は逢うべきタイミングで逢ったのです。

明日，あなたの前にいるクソ上司は今だからこそ逢ったのです。

来年，人生を変えるであろうその人との出会いは早すぎず，遅すぎず。

この言葉が読んでいるあなたにも届くことを願っています。

今回は真面目に綴ってみました。

何年後かに見た時にまた世界観，価値観は変わっているのかな，と。

いい方向に動いていれば，また成長を感じられるのかな，と。

人間形成には終わりはないです。

ただ，生には終わりがあります。

それぞれ人それぞれ。

一日一日，深く生きていきたいものです。