Summer Pocketsを終えて
なんと前回更新してから2ヶ月半経過しておりました。
お久しぶりです。
前回もこんな感じで更新したと思うんですが,如何せん忙しくてですね。
試験やら研修やらで心が擦られておりました。
その辺の仕事話は別にするとして。
今回はSummer Pocketsをプレイしてみた感想です。
今まで「大図書館の羊飼い」をやってたんですが,あまりにもつまらなさすぎて。
いや,この話は置いておきましょう。
なんとか一ヶ月かけて終わりにして,気分転換出来るようSummer Pocketsを始めたわけなんです。
そもそもSummer Pocketsとは。
keyの13作目の恋愛ゲーム。全年齢対象。
AIR,CLANNAD(途中まで),リトバス,Rewriteと有名どころを中途半端にやってきてるし,鍵っ子とは言わないまでもそこそこ鍵作品は好きなはずなんです。
AIRでは心にぽっかりと穴を空けられた悲しみが。
CLANNADでは良い意味で期待を裏切られて号泣が。
リトバスでは感動の波が押し寄せて数日虚無になりました。
Rewriteはよくわかんない。
だから今回も期待してね。やってみたわけですよ。
しかしながら,一点不安な点はあったの。
だーまえが完全参加してないこと。
この時点である程度地雷は覚悟していました。
さてさてパンドラの箱を開けてみましょうよ。と。
今回はよくあるレビューみたいにゲーム面の様々から見てみますよ。
シナリオは最後に語ります。
・キャラクター
ここはいいんじゃないかと思います。(あれ?この言い方は。。)
それぞれ別のキャラクター性があり,プレイヤー毎に好みの子を見つけられるんじゃないでしょうか。
しかし,作画闇鍋のせいで,違和感はあったかな。
線画までがおそらく作画担当だと思うんです。
どうしても目あたりの違和感が拭えない。
しろはと蒼で比較してみましょう。
これで分かるかと。
明らかに目の大きさやまつげが違うんです。
色塗りは同じにしないとおかしいことになっちゃうからそこは統一してるはず。
しかし,こんなにちがうと同じ世界観なのに凄い浮くんだよね。。。。
おそらくしろはがNa-Gaさんで蒼がつばすさんだと思うんですが,絵柄も線の使い方も違う先生を一緒に出すのは一つの挑戦だと思いました。
・グラフィック
綺麗でしたよ。
今のPCゲーム水準にはなっていたかな,と。
逆にこのレベルじゃないといけない。
しかし,鴎√で許せないことが一つあったなぁ(下で語ります
・音楽
良かった。
どこまでだーまえが関わってるんだろ。
主題歌のアルカテイルも良き。
全部終わってから歌詞を見ると見えてくるものがちょっとあります。
このみんの歌が久しぶりにいいと思いました。
There Is Reasen以来かな。
・声優
私,声優事情知らないからよく分からないんだけど,皆さん新人声優さんなのかな?
演技とかじゃなくて,聞いたことないからそう思いました。
うみちゃん(うまるちゃん)は上手かった。
ヒロイン4人は如何にも演技感が捨てられていなかった気がする。
特にメインヒロインのはずのしろはがなぁ。
と初心者が語ってみます。
・システム
私のPCのスペックの問題なのかな。
すんげぇ重い。
あとは色々と使いにくい部分があったかな。
・シナリオ
さてさて。。。。。
まず個別√から説明してきます。
最初に言っておくと,このSummer Pockets,シナリオ闇鍋です。
Rewriteから何も学んでないのかと。
・しろは√
つまらないの一言でした。
ここに感動したり,いいって言う人は説明してくれ。。。
俺の頭がお花畑なのか。。。
全てが薄っぺらいんだよね。
例えばしろはと羽依里が神社で肝試しをする下り。
しろは全然怖がらない。それはまだいい。
で怖がらないから羽依里が怖い話をする。
ブラックアウト。
しろはが怖がる。
この説明じゃ分かり辛いんだが,羽依里の怖い話が全カットされてるのね。
突然しろはが「狸怖い」って言い始めてる。
勿論,このゲームは怖い話を読むゲームじゃないんだから,なくてもいいのは正当よ。
しかし,流れですんげえ違和感を感じるのよね。さっきあれほど平気だったしろはがこんなわけの分かんない狸の話で怖がって羽依里にくっついてる。。。。。
この絵が欲しかったためだけに無理やりねじ込んだ感が透けて見えた。
あとは適当な盛り上がりのない話→クライマックスでしろはが溺れるんだけどハラハラもせず,助かってはい良かったね,で終わり
しろはが自分溺れて死ぬ,近くに誰かいる,だからセルフぼっち,泳ぎの練習してます
ここまで頑張ってキャラ作ったり要素盛り込んだなら上手く料理しろよ。
夫婦設定?全然進展なくてイライラしたわ。
最後は軽く告白みたいなのしてお終い。
これがグランド√に繋がるんだからイラッとしますわ。
ぺらっぺら。
・紬√
言いたいことも分かるし,ちゃんとSummer Pockets全体の伏線に沿っているんだろうな,というのは感じた。
key特有の「むぎゅ」やらの特殊擬音はもう慣れたので割愛します。ここになんか言っても仕方ないので。
この√の問題点は,静久必要だった?問題
終始このキャラ邪魔なように感じたんだけど。
ぶっちゃけいてもいなくても同じ。
寧ろ過度なおっぱいネタでテンポ崩すから邪魔。
誰も求めてないよ。寒いし。
紬にとっては必要な人物,みたいな位置づけだけど,√通してみてもやっぱり重要でないのよね。
最後は出てこねーし。
主人公が迷い橘から戻ってきた際に,静久は紬がどこからか戻ってくるを見た。。。。
みたいなことを語るけど,どんなふうにどこでみたのか語られません。ホントストーリースッカスカなんだよ。
伏線とかじゃねーんだもの。
・鴎√
一番びっくりしたかつkeyらしいメルヘンチック?なお話。
最初から鴎が羽依里の名前を知っていたのも納得だし,そこらへんの辻褄は合っていたと思います。
七つの海,という需要なキーワードは今考えると盛り込まれているのが素晴らしい。本当に鴎がいなくなってしまった。だから会いに行く。感動です。
出来良かったよ。
しかしだ。
海賊船作ったんだよね。
だったら背景グラフィックも海賊船にしろや!!!!!!!
最後まで貨物船のままだったぞ。手抜きやぞ。
・蒼
蒼自体は一番好きです。キャラがね。チョロイン最高。
こういうストーリーが救われないのいいね,とも思いました。
一年後羽依里がまた探しに行っていることから,そこから先はプレーヤーに任せるよ,って感じなのでしょう。
無難に良かった。
特に語りたいことないし,時間ないので次にいきますかね。
・ちょっとした話。
しろは B81
美希 B80
?????????????????
作画調整しろや
そういうところやぞ。作画違和感は。
・ALKA
うみちゃん 羽未ちゃん のお話です。
この√が一番の盛り上がりであり,感動です。
良い意味でkeyの醍醐味が出ています。
三人で撮った写真もOPで伏線になっているので注目点ではありました。
しかし,悪い意味では「またこのパターンかぁ」と。
keyはやっぱりワンパターンでしか責められないのか,と。
家族を押し出しているあたり,CLANNADの二番煎じ,しかしCLANNADの劣化。。。。。
今回羽依里としろはと羽未の髪の色が違うため,親子と分からないようにしてありました。分からないようにしないとネタバレになるからね。うみの漢字もリードに繋がるしね。
そういう意味では,よい伏線隠しなんだが,如何せんうみの性格が親子の様に思えない。
一番本来のうみに近い状態でも,その2人と似ている部分がチャーハン好きしかないって,本当に血繋がってんの?って感じ。
だからうまく親子の絆,ってのが見えてこなかった。
徐々にうみのことを忘れていくってのも「へじゃぷ」
よくあるよくある
題材が感動するようになってれば,感動するんです。
うみちゃんがよいキャラであれば尚更。
しかし,よくある話だとどうしても「これかぁ」にはなっちゃう。
そこが残念かな,と。
あとは,やっぱりこの√でもスカスカして説明してない部分がいっぱい。
13回忌で帰って来たってことは大体小6ぐらい。
しかし,戻ってきたことを説明しているのが大分幼いうみなんです。
うみちゃんがどんな子だったのか,羽依里にどんな感じの児童虐待をされていたのか。
それが全く見えてこねー。。。。説明が省かれてんだもん。
緊張感や差し迫った感じがないから,うみちゃんがお母さんに会いたいだけで戻ってきた感が出ちゃってる。
本当は心が過去に戻れる(これは迷い橘に13回忌の際にうみが寄ったため覚醒)からこんな未来にさせないために。。。。
があるんだけど,そんなのお構いなしに話が進む。
うーん。。。。。。
今日終わりたてほやほやですよ。
一言でいうと「ふざけんな」
ここまで終わりを中途半端にされっと,どうしようもない。
ここにきて新たな伏線だして,説明ないし,なげっぱ。
ALKAの感動返してほしい。
七海,一人称僕にする必要あった?
姿形が変わってしまった,まだ分かる。
しかし,流れからしてうみってことはバレバレなので,一人称変えて,声優変えて,新しい形で出す必要はあったんですかね。
そしてこの幼女しろはとの話が短いんだ。これが。
しろは父の思い出のチャーハン作ってお終い。
へー。。。。。あっはい
三流作家かな?
おそらくしろは母は投身自殺をしたのでしょう。小鳩のじいさんもそれを知っているかのような感じ出してたし。
最後の方で蝶となって,しろはを導いたしね。
そこは,七海がしろはの負の連鎖を止めた,そして未来を変える部分で鳴瀬一家変えた一つの結末でしょう。
しかし,ここも簡素。
鳴瀬一家に力があることをしろは知る
→ひきこもって数日後,迷い橘に行く。七海追いかける。
→七海が楽しい思い出(未来)をしろはに流し込むことに成功。能力覚醒阻止。
これだけのステップで簡単解決です。
最後にしろは母の蝶が申し訳程度に登場。今まで導いてたことを示唆。
挿入edまでチャーハンとこれしかない。
正直,七海としろはの別れがあるんだが,あまりにも感情移入が出来なくて唖然としました。まぁ,消えるよね。それだけ。
一つ忘れてたのが,羽依里の存在。
ほんま忘れるぐらい空気でした。なんか別の形でこの別れに携えれなかったのかね。
で,うみちゃん表れない世界線へ。
しろはは心が過去にいくことはないので,溺れる夢も見ないことから泳ぎの練習もしない。
全てが違う世界。
最後はポケット中にしまっているかのような小さな違う世界からうみちゃんの残滓を拾ってきて,羽依里としろはは違う出会い,引き寄せ合ってチャーハンエンド。
最後までチャーハン。
うみちゃんがこの後に生まれるのか。
どうなったかは語られません。
ほんまかいな。
ユーザー求めてんのそんなんじゃないぞ。。。。。。
なんで最後のグランドフィナーレでぶん投げエンドかませるんだ。。。。
分からない。。。。。
わからない。。。。。。。
ワカラナイ。。。。。。。。。
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
鏡子さんが意味深な発言してたけど,既に考察書くのが面倒なんで書きません。
多分鏡子さんも時の編み人なんでしょ。
そういうことにしときましょう。回答ないし。
時の編み人って,鳴瀬家だけだよなぁ。
藍も時の編み人みたいな感じだし。
もう良く分からないよね。設定ぐちゃぐちゃなんやろ。
加藤のばあさんも良く分からんし。
しかし,闇鍋の弊害か,うみちゃんいないと,紬やら鴎が普通に暮らしてるんだよね。
理由なしに。
勿論一切説明ないよ☆
紬やら他ヒロインはどんな道歩んだんですかね。
軽く上記の意味わかんないぶっ飛びedしかないから,過程すっ飛ばしだし,なんも分かんないや。
そういや羽依里の水泳関係どうなったんだろ。
なんも語られないし,一部√では空気だし,この設定いるん?
総じてSummer Pocketsはごめんなさい,良くも悪くも良作止まりだと思います。
時間の無駄とまではいいませんが,もやもやするぐらいなら始めからやらない方で他のゲームやった方が建設的でしょう。
話はまとまってない状態なら,いくらでも出せますが,これ以上書くのも時間の無駄なのでこの辺で。
keyさん。
もっと内容の吟味をして,話がまとまって出来てから販売お願いします。
ボリュームや説明足りないですし。
素材は良かったんですよ。